速読法のコツ・・・テンポよく理解する

速読法で、素早く活字を読んだとしても、目で追った内容を頭の中で理解していなかれば、内容の把握は難しいでしょう。読むことと理解することの二つを、同時に行うことで初めて、速読は成り立ちます。この2つのバランスは、速読の基本でもあります。

通常の読書では、視線は文章をなめらかにスクロールしていくような形で、順に文字を追っていると思います。これに対し、速読法の場合はもう少し視野を広げ、文章を大きなブロックにしてインプットしていくことが普通です。例えば、句読点などを利用しながら1行を3つぐらいの塊に分けて、リズム良く頭に入れていきます。この時、一文字ごとに読んだり、文章を無意識に頭の中で音読する事のないよう、気をつけるようにしましょう。速読法の学習が進んでくると、これらのブロックを一瞬で理解し、次々とテンポ良く読めるようになってきます。

実を言うと、この文章をブロックで読む作業は、私達が身近に既に行っている場面もあるのです。例えば映画の字幕。序盤では少々ぎこちなく感じても、ストーリーが進むにつれてすぐに慣れ、画面を見ながらほとんど無意識のまま、一瞬で頭に入れている事と思います。同様に、漫画のふき出しなども、意識せず一瞬で読んでいる文章の例だと思います。

また、ブロックで理解するという方法の他、目で追った文章を一旦残像のようにストックさせ、次の文章を読み進めながら同時に頭の中で、既読のストックしたセンテンスを理解するという方法もあるそうです。目と頭が一呼吸ずれた内容をそれぞれ追っていく事になるので、ちょっと独特な作業になりますが、これも慣れれば理解の速度を頭の中で調整したりできるので、便利な方法のようです。

こうした細かい方法論は、速読法のそれぞれの教室や講師によっても流派があるので、ネットや図書館などを利用して、自分に合った方法を見つけていくとよいでしょう。


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